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由比ヶ浜「ゆきのん、こうなったらヒッキーを半分こしよう」

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雪ノ下「……」

由比ヶ浜「……」

雪ノ下「……聞き間違いかしら」

雪ノ下「何がこうなったらなのかしら」

由比ヶ浜「もぉー、ゆきのんちゃんと聞いててよ!」

由比ヶ浜「ヒッキーを2人で半分こして共有しようってこと!」

 

2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/06/28(土) 20:32:48.74 id:hW4Fuot+0.net

雪ノ下「何故そんなことをする必要が」

雪ノ下「そもそも私はあんなゴミなんて「じゃああたしが独り占めしてもいいんだね?」」

雪ノ下「……」

由比ヶ浜「……」

雪ノ下「……それはまたなんというか、その、違うんじゃないかしら」

由比ヶ浜「なんで?」

雪ノ下「……。……そ、そうよ、あんな危険で下卑た人間を由比ヶ浜さんのものにするなんて由比ヶ浜さんが危ないわ、そう、由比ヶ浜さんの身を案じているのよ」

由比ヶ浜「あたしはヒッキー信じてるし大丈夫だよ?」

由比ヶ浜「それにヒッキーになら、なんて…………あー、はは、なんだか照れるね」

雪ノ下「……」

由比ヶ浜「……」

八幡(何これ……いきなり意味わかんないですけど胃が痛いんですけど帰りたいんですけど)

 

8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/06/28(土) 20:40:13.93 id:hW4Fuot+0.net

由比ヶ浜「あー、でもゆきのんに悪いと思って半分こって言ったんだけど独り占め出来るみたいで良かった~」

雪ノ下「……」

由比ヶ浜「ほら、あたしゆきのんも大好きだからゆきのんの気持ち考えると抜け駆けとか独り占めは出来ないかなあって」

由比ヶ浜「あ、もちろんゆきのんの気持ちってのも想像だよ? でも多分というか絶対そうだろうなぁってずっと思ってたんだ」

由比ヶ浜「けど違ったみたいだね。いやーあはは、ゆきのんが全面的に私とヒッキーのことを認めてくれるなら私も気を楽にし「わかったわ」」

由比ヶ浜「……?」

雪ノ下「私も私の分の比企谷君の所有義務を仕方なく認めましょう」

由比ヶ浜「……」

雪ノ下「……」

 

10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/06/28(土) 20:49:19.74 id:hW4Fuot+0.net

由比ヶ浜「……なんで? ヒッキーのこと要らないんじゃなかったの?」

雪ノ下「いいえ、要らないとは言っていないわまあ本当は要らないのだけど比企谷君をあなた1人に任せるというのも責任の放棄と言うか平塚先生から彼の矯正を任された身としては些か、ええ、些か問題があるように思うのも事実なの
まだまだ彼の矯正は終わっていないし客観的に見て少なくとも世間に出れるレベルになるまでは見届けないといけないんだと思うわ、任された身としても奉仕部部長と言う責任のある身からしてもねもちろん先ほど言った由比ヶ浜さんの身の危険のこともあるわ
あの破廉恥漢が由比ヶ浜さんと2人きりになったら何をしでかすか、ええ、それの監視をしないといけない、と言うのも理由の一つに挙げられるわね真に遺憾だけど由比ヶ浜さんの為だもの、私もそのリスクを請け負うわ」

由比ヶ浜「……」

八幡(……え、こいつまじじゃん、これこいつ特有の素直になれないあれじゃん何度も見たことあるやつじゃん)

 

25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/06/28(土) 21:25:55.79 id:hW4Fuot+0.net

由比ヶ浜「ゆきのん、あたしのことは大丈夫だしヒッキーのことも大丈夫」

由比ヶ浜「あたしが責任を持って、ヒッキーを"矯正"するんじゃなくていいところを引き出していくから」

雪ノ下「……」

由比ヶ浜「……」

由比ヶ浜「それにそんなマイナスな気持ちでヒッキーと一緒にいて欲しくない。何よりそんな気持ちじゃゆきのんの負担にもなるでしょ?」

由比ヶ浜「ゆきのん、文化祭とか選挙とかでも思ったけどストレスに弱いところあるし」

雪ノ下「……」

由比ヶ浜「……」

由比ヶ浜「だから安心して、あたし1人に任せて!」

八幡(怖い……つーか怖い。ふぇぇ……八幡冷や汗が止まらないよぉ)

 

27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/06/28(土) 21:33:18.01 id:hW4Fuot+0.net

由比ヶ浜「と言うかあたしだってすっごい本気でこう言うこと言ってるんだし、素直になれないなら……あたしにも、ヒッキーにも、失礼だと思う」

雪ノ下「……」


由比ヶ浜「さーて」パンッ

由比ヶ浜「話もまとまったことだし」

由比ヶ浜「ヒッキー」クルッ

八幡「ひっ」

由比ヶ浜「ちょっと2人で話があるんだけどこのあ「わかったわ」」

由比ヶ浜「……」

雪ノ下「私も……私自身の積極的な意思で比企谷君の所有権が欲しいと言うことを認めましょう」

 

33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/06/28(土) 21:46:15.05 id:hW4Fuot+0.net

由比ヶ浜「……」

雪ノ下「……」

由比ヶ浜「……ふふ」

由比ヶ浜「ほーんと、素直になったのに素直じゃないんだから」

雪ノ下「……むぅ、これが限界よ。……今は」

由比ヶ浜「……そういうところヒッキーに似てるよね。だからゆきのんのことも好きなのかも、なんて」

雪ノ下「由比ヶ浜さん……」

由比ヶ浜「ゆきのん……」


イチャイチャ


八幡(あれ、これチャンスじゃね。逃げるなら今じゃね。乗らなきゃ!このビッグウェーブに!)

八幡「あ、あー、おれ、ようをおもいだしちゃったなぁー……」ボソッ

八幡「うわぁじかんもやばい、かえらなきゃ……」スッ

 

36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/06/28(土) 21:54:33.29 id:hW4Fuot+0.net

由比ヶ浜「ヒッキー」クルッ

雪ノ下「比企谷君」クルッ

「「座ってて」」

八幡「……は、はぁーい」ポスッ

 

由比ヶ浜「でも良かったの? ヒッキーを『2人で』ってとこは」

由比ヶ浜「私から勝手に言っといてなんだけど、独り占め出来なくて大丈夫だった?」

雪ノ下「……ええ、占有出来ないのは残念ではあるけれど」

雪ノ下「それでも由比ヶ浜さんとなら、ね」

雪ノ下「それに、私1人で考えて居たってどうせ行動出来なかったし……むしろ感謝しているくらいだわ」

雪ノ下「わ、私も、その、ゆ、由比ヶ浜さんのこともす、好きなのは確かだし」

由比ヶ浜「……えへへ、ゆきのんっ」ガバッ

雪ノ下「も、もう由比ヶ浜さんったら」

イチャイチャ


八幡(……今はチャンスではない八幡学習した八幡機を待つ)

 

38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/06/28(土) 22:05:40.20 id:hW4Fuot+0.net

由比ヶ浜「それじゃあどうやって分けるかを話しあおっか」

雪ノ下「ええ、そうね」

由比ヶ浜「……うーん、そだなー、まずは1週間を1日ごとに交代していって日曜は3人でってことでどうかな?」

雪ノ下「いい案ね由比ヶ浜さん、けれどそれだと休みの日を1日利用出来て土曜の人がかなり有利になるわ」

由比ヶ浜「あっ、そうだね……うーんじゃあ休みになりやすい月曜日を3人での日にしよう」

雪ノ下「そうね、月曜が休みになりがちと言う点から見ても2人で共有出来るし平等だと思うわ」

ヤイヤイ

八幡(あれ? もしかして俺の意思を無視して話が進んでない? 俺の答えと言うかそういうこと聞くのもまだだよね? 聞いてないよね?)

 

43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/06/28(土) 22:17:09.58 id:hW4Fuot+0.net

由比ヶ浜「うーん、だいたい決まったね」

由比ヶ浜「あ、でも、その……日を跨いじゃったりする日とかはどうする?」

雪ノ下「……?」

由比ヶ浜「だから、その、盛り上がって、わーってなって2人で過ごしてたら朝に……と言うかそうなっちゃったらって話」カァッ

雪ノ下「あ、あぁそういう」カァッ

由比ヶ浜「うん……」

雪ノ下「そういう場合はお互いに報告して次の日にまた日を跨ぐまで比企谷君を占有すると言うことで」

由比ヶ浜「あ、そだね、そうしよっか。基本朝まではその日に含める感じで」

雪ノ下「ええ、あと報告についてだけど、他にも色々と逐一言い合いましょう。 どこに行っただとか……そういう行為の内容とか」

雪ノ下「……悪い虫が付いたりしそうな情報もね」

由比ヶ浜「えへへ、もちろん。 いやーゆきのんがいるとこういうのは心強いなぁ」

雪ノ下「ふふっ」

八幡「……」ブルッ

 

46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/06/28(土) 22:28:20.25 id:hW4Fuot+0.net

雪ノ下「とすると、比企谷君の1日のスケジュール管理は必須ね」

由比ヶ浜「あーうん、どこか好きなところに行かれたり勝手に誰かと話されたりすると困るし」

雪ノ下「本当。いつの間にか他の雌虫と仲良くなっていたりするから困りものよね」

由比ヶ浜「とりあえず元生徒会長と現生徒会長には絶対に会わないスケジュールを組む感じで」

雪ノ下「そうね、他にも行き遅れと不良にも注意しましょう、あ、あとあの中学の同級生も」

由比ヶ浜「あーうん」ギリッ

由比ヶ浜「そこらへんは絶対だね。どうしようかなー邪魔だなぁ」

雪ノ下「どこか誰もいないところに閉じ込めておけたらいいのだけれど」

由比ヶ浜「本当それ、どうする? そっちのプランも練っといてみる?」

雪ノ下「ふふっ、由比ヶ浜さんったら」

由比ヶ浜「えへへ」

キャイキャイ


八幡(いや、まじで笑えないんだが。さらっとなんか恐ろし過ぎること言ってなかったかこいつら)

 

55: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/06/28(土) 22:51:55.16 id:hW4Fuot+0.net

八幡(やってられん。俺の愛する孤高で自由な俺だけの生活はどうなる。小町も悲しむぞ)

八幡(と言うかこんなん3日で八幡死んじゃう)

八幡(まじでここらへんでガツッと俺の意思を言っとかないとまずいな。ビバ俺の青春ライフ)

八幡「おい」

雪ノ下「……何かしら今いいところなのだけれど」ギロッ

八幡「ひぃっ」

由比ヶ浜「ヒッキーって本当空気読めないよね」

八幡(あ、あれ? 俺が悪いのん? と言うかこいつら俺のこと思ってるんじゃないのん? 何でこんな怖いのん?)

八幡「あ、あのー、ですね」

雪ノ下「はぁ……何?」

由比ヶ浜「しょうがないなぁ」

 

56: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/06/28(土) 22:53:33.44 id:hW4Fuot+0.net

八幡「もしかしてですけど……そのー、俺のこと、と言うか俺の今後のスケジュール的なことについ「そう、そうなのよ良くわかったわね」」

八幡「へ?」

雪ノ下「安心して。しっかりとあなたを守る完璧なものを仕上げてみせるわ」ニコッ

由比ヶ浜「うんうん、ヒッキーのことはあたし達が守るからね」ニコッ

八幡「あ……」

 

57: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/06/28(土) 22:54:11.54 id:hW4Fuot+0.net

俺はこの時

どこまでも堕ちて行くとわかっていながら

2人のこの笑顔に

やられてしまったのだ

いや、それよりむしろ

元々まともな人生など歩めるはずなんかないじゃないかと

2人となら堕ちて行くのも悪くないと

考えてしまったのだ

あとでどんなに後悔しようとも

 

やはり俺の青春ラブコメは間違っている。

 

59: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/06/28(土) 22:55:35.11 id:hW4Fuot+0.net

以上おわりんこ

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