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面白いSSを毎日更新します!

男「毒舌幼馴染を更生させる!!」②

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85 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/03/27(金) 01:46:40 id:L3DeCacw
男宅前

 

幼(男の奴結局返信してこなかった...)

 

幼「でも、今日は寝落ちてない! 」

 

幼「ここに居れば、男を捕まえられるはず!」

 

ガチャ

 

幼(来た!)

 

男「女にまた会えるかな?」」

 

幼(!?)

 

ササッ

 

男「ん、誰か居たか?」

 

男「ま、いいか」

 

幼(なんで隠れたの、私?)

 

幼(それにさっき女って)

 

幼(男はもしかして...)

 

幼(...) 

 

89 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/03/31(火) 00:22:19 id:ygnJK9AQ
男登校中

 

男「お!」

 

女「」トコトコ

 

男「お?い、女ー」

 

女「あ、男! おはよう!」

 

男「おう、おはよう」

 

女「また会うなんて、何か用事でもあるの?」

 

男「あ、いや 昨日肉じゃがのレシピ送ってくれただろ?」 

 

90 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/03/31(火) 00:22:51 id:ygnJK9AQ
男「その礼が言いたくてさ!」

 

女「そんな! お礼なんていいよ! お菓子貰ったんだし」

 

女「それにLINEの返信でお礼はもらってるし」

 

男「いや、こういうのは直に言わないとと思ってさ」

 

男「言葉にするって意外と大事なんだぜ」

 

男「ありがとう、女」

 

男「ホント助かった!」ニコ

 

女「...///」ドキッ

 

女「ど、どういたしまして...///」 

 

91 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/03/31(火) 00:23:28 id:ygnJK9AQ
男「これで家事男子に一歩近づけたかな? 師匠?」

 

女「ま、まだまだだよ! 肉じゃがくらい初歩だよ!」

 

男「そうだよなぁ、幼の料理はもっとこう...なんかうまかったし」

 

女「幼さんの?」

 

男「あぁ、恥ずかしながら家事はほとんどあいつにやっててもらっててな」

 

女「...」

 

男「だからさ、俺、あいつがいなくてもなんとか出来るようになろうと思ってるんだ」

 

女「え!?」

 

男「いや、だってあいつに彼氏とか出来たら、俺の世話なんてできないだろ?」

 

女(あ、男と幼さんって付き合ってないんだ)ホッ 

 

92 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/03/31(火) 00:24:06 id:ygnJK9AQ
男「と、言うのは後付け」

 

男「実は口喧嘩で啖呵切っちゃってさ」

 

女「啖呵?」

 

男「うん、幼なんていなくても生活できるってさ」

 

女「だから、家事を覚えてるんだ...」

 

男「そ、だから昨日のレシピはすごい助かったんだ」

 

女「そうなんだ...」

 

男「実際、家事してみたら思ってたより面倒でさ」

 

男「幼はいつもこんなことしてたんだなー」 

 

93 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/03/31(火) 00:24:48 id:ygnJK9AQ
女「でも、慣れちゃえばそうでもないよ?」

 

男「お! 流石、家事マスターは違いますなー」

 

女「ちゃかさないでよ! それに、男はこれから家事マスター目指すんでしょ?」

 

男「そ、そうだな...」

 

男「そうだ!! なぁ女、そっちの買い物に付いて行っていいか?」

 

女「え!? どうしたの、いきなり?」

 

男「ほら、技は見て盗めっていうだろ? だから、買い物の極意を見て盗もうかと...」 

 

94 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/03/31(火) 00:25:28 id:ygnJK9AQ
男「荷物持ちとかでこき使っていいからさ、どう?」

 

女「そうんなの悪いよー」

 

男「俺は別にいいんだよ、女が嫌じゃなければ」

 

女「嫌ってことは...」

 

女(むしろ、男といっしょだし願ってもだよー///)

 

女「あ! そういえば、隣町のスーパーで今日お米が安いんだっけ」

 

男「お! 米か! だったらなおさら男手がいるんじゃないか?」

 

女「そうだけど... ホントに良いの?」

 

男「気にしないの、こっちにも見返りはあるんだから」 

 

95 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/03/31(火) 00:26:02 id:ygnJK9AQ
女「じゃあ、お願いしようかな?」

 

男「おう! 任せとけ!」

 

女「よろしくね」

 

女「って!! もうこんな時間じゃん!! 朝練遅刻しちゃう!!」

 

女「じゃあ、詳しいことはあとで!」タッタッタ

 

男「時間取ってわるかった! 朝練がんばれよ!!」

 

男(部活に、家事に大変だなぁあいつ...)

 

男「...」 

 

96 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/03/31(火) 00:26:38 id:ygnJK9AQ
教室

 

幼「おはよ、幼友ちゃん」

 

幼友「あ! 幼、おはよ」

 

幼(やっぱり、男もう来てる... しっかり起きれてるんだ)

 

幼「ちょっと! おt」

 

女「お~~と~~こ~~!!」

 

幼「!!!!!」

 

男「うおっ!! なんだよ女?」

 

女「いや、今日のこと話そうと思って!!」 

 

97 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/03/31(火) 00:27:32 id:ygnJK9AQ
男「それなら昼でもよくないか? もうそろそろ授業始まるのに」

 

女「いや~、昼休みは午後の授業の課題やらないと」エヘヘ

 

男「わかった、廊下で話そう」

 

女「ん」

 

ガラガラ

 

男「で、今日はどうするんだ?」

 

女「うん、細かいことは隣町の○○スーパーに行きながら話すから、放課後校門で待ってて待ち合わせってことで!」

 

男「了解」

 

女「じゃっ! よろしく!」

 

幼(よく聞こえないけど、また一緒に買い物!! どうしよう...)

 

キーンコーンカーンコーン

 

100 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/03/31(火) 00:29:33 id:ygnJK9AQ
男「それなら昼でもよくないか? もうそろそろ授業始まるのに」

 

女「いや~、昼休みは午後の授業の課題やらないと」エヘヘ

 

男「わかった、廊下で話そう」

 

女「ん」

 

ガラガラ

 

男「で、今日はどうするんだ?」

 

女「うん、細かいことは隣町の○○スーパーに行きながら話すから、放課後校門で待ってて待ち合わせってことで!」

 

男「了解」

 

女「じゃっ! よろしく!」

 

幼(よく聞こえないけど、また一緒に買い物!! どうしよう...)

 

キーンコーンカーンコーン 

 

101 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/03/31(火) 00:30:19 id:ygnJK9AQ
昼休み

 

男「友、飯行こうぜ」

 

友「ん、また購買?」

 

男「あぁ」

 

友「じゃ、行くか」

 

ガラガラ

 

幼「...」

 

幼友「...」

 

幼友「幼、何あった?」

 

幼「いや、なんでもないんだけどさ」 

 

102 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/03/31(火) 00:31:00 id:ygnJK9AQ
幼友(このオーラなんでもなくないんだけどなー)

 

幼「...幼友ちゃんさ、女さんって知ってる?」

 

幼友「ん? まぁ知ってはいるよ隣のクラスの陸上部の子だよね?」

 

幼友(そういや、朝男と何か話してたっけ)

 

幼「それがさ、昨日スーパーで一緒にいたんだ男と女さん」

 

幼友「え!?」

 

幼「偶然だったけど、なんか良い感じだったんだよね」ゴゴゴゴ

 

幼友(男の奴何やってんのさー!!) 

 

103 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/03/31(火) 00:31:40 id:ygnJK9AQ
幼「どうもまた一緒に買い物に行くらしくてさ!」

 

幼友「へ、へぇ」

 

幼「それでさ、やっぱりここは幼馴染として男が女さんに迷惑かけてないか見に行く必要があると思うの!!」

 

幼友「え!! いやぁ、男くんもそこまでじゃないんじゃない?」

 

幼友「それに、幼はひとまず傍観するんじゃ...」

 

幼「それはそれ、これはこれ」

 

幼友(どれがどれなんだ...) 

 

110 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/02(木) 02:22:21 id:tUlOC2Hg
放課後

 

男「さてと、女はまだかなぁ」

 

タッタッタ

 

女「ごめん! お待たせ!」

 

男「いや、そんな待ってないよ」

 

男「じゃ、行きますか」

 

......
...

 

幼「まさか、生徒会長に捕まるとは...」

 

幼「男と女さんを見失った...」

 

幼(スーパーに行くって言ってたし、急いで昨日のスーパーに行かないと!!)

 

タッタッタ 

 

111 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/02(木) 02:23:03 id:tUlOC2Hg
......
...

 

隣町スーパー

 

男「へー、こんなスーパーあったんだ」

 

女「うん、ここ割と必需品が安くそろって良いんだよー」

 

男「へぇ」

 

女「お米以外にも買いたいものあるし、回ってみよ!」

 

男「おう!!」

 

スーパー

 

幼「はぁはぁ...」

 

幼(男たちはまだ来てないみたいね)

 

幼(さて、ここで待ってれば2人が来るはず...)

 

幼(今日は男にガツンと言ってやるんだから!) 

 

112 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/02(木) 02:23:42 id:tUlOC2Hg
......
...

 

帰り道

 

男「マジで安かったな!! あのスーパー」

 

女「でしょ! でも少し遠いいのがね、部活ある日はあんまり行けないし」

 

男「たしかにな」

 

女「それより、荷物重くない? いろいろ持ってもらってるし」

 

男「そんなことねぇよ? 幼にいつも荷物持たされてたしさ」

 

女「...男ってさ幼さんといつもいっしょだったんだね」

 

男「ん? まぁ家隣だし、腐れ縁だよ」

 

女「でも、割と辛辣なこと言われてるんでしょ? 普通なら離れていっちゃうんじゃない?」

 

男「...まぁ、たしかにな」

 

男「なんでだろうなぁ...」

 

女「...」 
 
113 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/02(木) 02:24:35 id:tUlOC2Hg
スーパー

幼(...全然来ない)

幼(流石に、私より先に出てまだ来ないなんてありえない...)

幼(なんで??)

幼(も、もしかして買い物ってのは口実!?)

幼(今頃2人でどこかに...)

幼(それって、デ、デート!?)

幼(そ、そんなのダメ!!!)

幼(また、男がどっかいっちゃう!?) 

114 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/02(木) 02:25:43 id:tUlOC2Hg
女宅前

女「あ、ここまででいいよ」

男「ホント?」

男「ふぅ、確かに女の家からだと距離あるな」

女「でしょ? でも、だからこそ今日は男がいてくれて助かったよ」

女「ありがと!」ニコッ

男「おう、こんなんだったらいつでもござれだ!」

男「それに良いスーパー教えてもらったしさ」

男「役得ってやつ」

男「じゃ、俺はこれで」

女「うん、またね男」

男「おう、じゃーな」 

115 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/02(木) 02:26:17 id:tUlOC2Hg
女宅

女「ふぅ」

女(男には昨日からいろいろ助けられちゃったなぁ)

女(変な雰囲気だけど、優しくて面白いし)

女(でもやっぱり男は幼さんのこと...)

......
...

男宅前

男「ん?」

幼「」

男(なぜ、俺の家の前に?)

幼「あ!」

男「げっ!」 

116 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/02(木) 02:26:48 id:tUlOC2Hg
幼「ちょ、ちょっと何よその反応!!」

男「いや、だってお前がそのオーラ出してるときってロクなことないし」

幼「オーラって何よ!! 私は至って普通よ!!」

男(これは、史上稀に見る不機嫌オーラ...)

男「で、何なんだよ? 俺の家の前で待って」

幼「べ、別に待ってたわけじゃないわよ!」

男「あっそ、じゃあどいてくれ、洗濯物畳んで飯作らないといけないんだよ」

幼「や、やってあげようか、それ?」

男「結構だ」

幼「ご飯だってロクなもの食べてないんでしょ? どうせ」 

117 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/02(木) 02:27:29 id:tUlOC2Hg
男「おあいにく様、女のおかげでちゃんとできてるよ」

男(今日だって、レシピ教えてもらったしさ)

幼「!?」

幼「お、女って」

男「あぁ、隣のクラスの女さん」

男「昨日偶然スーパーで遭ってさ、意気投合してさ」

男「主夫友的な?」

幼「...」

男(ん? これはオーラがまたヤバい感じがする、いままでにないくらい...)

幼(このままじゃ男がいなくなっちゃう...) 

118 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/02(木) 02:28:00 id:tUlOC2Hg
男「お、おい幼?」

幼「」タッタ

ガチャ

男「お、おい何かってに俺ん家に」

男「ってなんで鍵持ってるんだよ!!」

幼「...おばさんがくれたの、男の面倒見てくれって」

男「おふくろの奴何勝手に...」

幼「」タッタ

男「っておい、勝手に入るなって」

幼「ねぇ男? 男はくつろいでていいよ、今日は私が家事全般してあげるから」ニコッ

男「いや、だからいらないって俺1人でできるし」

幼「いいから、いいから」

男「あ、ちょっ、待てって」 

119 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/02(木) 02:28:45 id:tUlOC2Hg
......
...

センタクモノピチッ
イエピカピカー

男「...」

幼「もう、家ホコリ結構あったよ? 何してたの?」

男(そういや、掃除はしてなかったな)

幼(やっぱり男には私が必要だ♪)

幼「じゃあ料理作っちゃうね♪」

男「いいよ、俺がやr」

幼「作っちゃうね♪」ドドドド

男「は、はい...」

男(なんか今日の幼、毒舌じゃないけどいつもより怖い...) 

120 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/02(木) 02:29:23 id:tUlOC2Hg
......
...

ズラー

男「す、すげぇな...」

幼「どう、私にかかればこんなもんよ」

男(すごい量だな、しかも俺の好物ばかり)

幼「さぁ召し上がれ」

男「お、おう いただきます」人

パクッ

男(うめぇ!! 俺の作った料理とは一味も二味もちがう!!) 

121 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/02(木) 02:30:04 id:tUlOC2Hg
男「うめぇ!!」

幼「ホント!」パー

男「あぁ、俺が作ったのは大違いだな」

幼「あたりまえじゃない!! あんたなんかのと一緒にしないでよ」

男(なんかいつもの調子に戻ってきたな)

男「」ニッコリ

幼「なによ?」

男「いーやなんでも」

幼「ちょっと教えなさいよ、気持ち悪くてご飯食べれないじゃない!!」

男「」モグモグ

幼「ちょっとー!!」 

122 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/02(木) 02:30:45 id:tUlOC2Hg
......
...

男「洗い物くらい俺がやるよ」

幼「いいわよ、あんたがやると汚れ残るし」

幼「前に使っただろうこのお皿、汚れが少し残ってたわよ」

男「あ、ホントだ!?」

幼「やっぱりダメね、あんたって」

男「はぁ、ホントだな...」

幼「あら? あなたにしては珍しく素直じゃない?」

男「...いやさ、実際にいろいろ家事してみてさお前の苦労がよくわかったっていうか」

男「もともとお前は毒舌だったし、それでここまでやってもらってたらあれぐらい言われちゃうのかなって

思った」

幼「毒舌って... 私は別に...」 

123 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/02(木) 02:31:22 id:tUlOC2Hg
男「だからこそさ」

男「もう俺に構わなくていいぞ?」

幼「え...!?」

男「最初は、お前の言葉にカッとなって言ったことだったけどさ」

男「実際、やってみて俺がお前をどれだけ縛ってるかって分かった」

男「だからこれからは俺のことは気にせず好きなことやっていいぞ」

男「おふくろにも俺から言っとく」

男「お前だって俺と一緒にいたら彼氏だってできねーぞ?」

男「俺はたぶん大丈夫、女にいろいろ教えてもらったしさ」

幼「女...」 

124 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/02(木) 02:31:54 id:tUlOC2Hg
男「ほら、お前もいつも言ってただろ『こんな奴と幼馴染だなんて』ってさ」

男「もう、そういうのもいいだろ? もうこんな歳だしさ」

男「だかr」

幼「男さ、今日放課後何してた?」

男「え!? 何って女とスーパーに買い物に...」

幼「嘘!! 私今日スーパーに居たんだよ? なのに男は居なかった」

幼「ねぇなんで嘘つくの? やっぱりデートだったの?」

男「デ、デートってそんなんじゃ」

幼「私の気も知らないで勝手なこと言わないでよ!!」 

125 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/02(木) 02:32:35 id:tUlOC2Hg
イラッ

男「気も知らないでって、それお前が言えたことかよ」

幼「なによ?」

男「お前こそ自分の言いたいことだけ言ってこっちの気を考えたことあったのかよ?」

男「たしかに、俺はお前を縛ってたけどキツイあらそう言えばよかったじゃねぇか」

男「大事なこと何も言葉に出さずに遠まわしにグチグチグチグチ」

男「それでどんな気を知れって言うんだよ、えっ?」ドン

幼「うるさい、うるさい!! 私は今まで男のために...」

男「あれのどこが俺のためだよ!!」

男「...もういいお前帰れ」

男「今日は助かった、でも、明日からは来なくていい」 

126 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/02(木) 02:33:16 id:tUlOC2Hg
男「幼馴染って関係もこれまでだ」

幼「え!?」

男「あ、そうだ 合鍵返せ」

幼「そ、そんな」

男「お前にはもういらないだろ、俺達は他人同士なんだから」

幼「お...」

幼「男のバカー」ポイッ

タッタッタッタ
ガチャ

男「...」 

127 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/02(木) 02:33:57 id:tUlOC2Hg
......
...


男(幼の奴泣いてたな...)

男(やっぱ言い過ぎたよなぁ)

男(誤った方が... って今さらなんて謝るんだよ...)

男「はぁ...」

男(今までも喧嘩はあったけど今回は一番ヒドイかな)

男(って非は俺にも大分あるよなぁ)

女『でも、割と辛辣なこと言われてるんでしょ? 普通なら離れていっちゃうんじゃない?』

男(そういや、なんでだろうな)

男(てか、いつからあいつあんな口調になったんだっけ?)

男(昔はもっと、俺の後にひっついて離れなかった感じだった気が...) 

128 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/02(木) 02:34:39 id:tUlOC2Hg
幼宅

幼母「幼ー、ご飯いらないのー?」

幼「...いらない」グスン

幼母「はぁ」

幼母(今回の喧嘩は大分ヒドイみたいね...)

幼母「冷蔵庫に入れとくからお腹すいたら食べな」

幼「...」 

129 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/02(木) 02:35:14 id:tUlOC2Hg
______
___

幼稚園時代

幼幼「おとこー まってよー」

幼男「おそいぞ おさな おいてくぞー」

幼幼「ま まってよー」

バタン

幼男「あ!」

幼幼「う うわああああああん」ボロボロ

幼男「な なくな だいじょぶだから」

幼幼「いたいよおおおおおお」ボロボロ

幼男「うう」

幼幼「うわああああああん」ボロボロ 

130 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/02(木) 02:35:47 id:tUlOC2Hg
幼男「」ペロッ

幼幼「ひゃん!!」

幼男「」ペロペロ

幼幼「く くすぐったいよ おとこー」

幼男「これで どうだ!」

幼幼「うぅ まだいたい... あるけない...」ジワッ

幼男「なら ほら」サッ

幼幼「え!?」

幼男「おんぶしてやる」

幼幼「で でも」

幼男「うるさい ほら」

幼幼「う うん」

幼幼(おとこのせなかあったかい いいにおい)ドキドキ 

131 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/02(木) 02:36:26 id:tUlOC2Hg
......
...

小学生時代

小幼「お、男待ってよー」

小男「うるせー、付いてくんなよ!!」

小幼「え!! なんで?」

小男「これから俺は、モブ男たちと遊ぶんだ!! 女なんか連れてけるかっての!!」

小幼「そ、そんなー」

小幼「どうしてもダメ?」

小男「ダーメだ!!」

小幼「私が女だから?」 

132 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/02(木) 02:37:02 id:tUlOC2Hg
小男「そうだ」

小幼「なんで? 私知ってるよ今日男女ちゃんも居るんでしょ?」

小男「げ、なんでそれを」

小幼「」ジー

小男「あ、あいつは良いんだよ」

小幼「なんで?」

小男「そ、それは...」

_________
______
___ 

133 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/02(木) 02:37:50 id:tUlOC2Hg
パチッ

幼(...私、また寝ちゃったんだ)

幼(懐かしい夢だったな...)

幼(そうだ、私が男と居るためにはもっともっと...) 

163 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 18:48:18 ID:7iV7WY6I
翌日

教室

男(はぁ昨日の今日で幼に合いにくい...)

ガラガラ

幼「おはよう」

オハヨー
オサナオハヨー

タッタッタ

幼「おはよ、男」

男「お、おう」 

164 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 18:48:51 ID:7iV7WY6I
男(まさか、そっちから話しかけてくるなんて)

男「あ、あのさ幼 昨日のことはごm」

幼「相変わらず冴えない顔してるわね? そんな顔を向けられると私の生気が奪われるからこっち向かないでくらるかしら?」

男(やっぱり、怒ってる? でも、通常運行な気も)

男「あ、いや、ほらきn」

幼「あー、何か呪怨が聞こえるわ 誰かが言っているならすぐに口を閉じてくれないかしら? ね、男?」

男「...」

男(あいつ昨日のことなしにしようとしてるのか?)

幼「」キョウカショシマイー 

165 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 18:49:40 ID:7iV7WY6I
...

昼休み

幼「」モグモグ

幼友「なんか、今日機嫌が良いね」

幼「そうかな? いつもこんな感じだと思うけど?」

幼友(いやいや、昨日とかひどかったですよ...)

幼友「さては、男くんと何かあったって」

幼「何もないわよ、あんあデク男」

幼友「あら辛辣、最近成りを潜めてただけになんか懐かしいね」

幼「そう?」

幼(そうだ、やっぱりこうじゃないと男は...) 

166 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 18:50:22 ID:7iV7WY6I
......
...

男「はぁ...」

友「どうした?」

男「昨日幼と大喧嘩したんだけどさ...」

友「いつもそんな感じじゃね?」

男「...いや、泣かせちやって...」

友「うわぁ... 」

友「お前も大概頭に血がのぼりやすいよな」

男「返す言葉もない...」

友「どうせ、幼ちゃんの言葉にカッとなったんだろ?」

男「はい...」

友「で、その後どうしたんだよ?」

男「...頭冷やそうと昨日はそのまま」 

167 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 18:50:59 ID:7iV7WY6I
男「で、朝あいつに会ったら謝ろうと思ったんだ」

男「そしたら、あいつ昨日のことがなかったかのようにいつも通り話してきてさ」

友「いつもどおり?」

男「そう、いつも通り俺への罵倒」

男「謝ろうとしても遮られるし、あいつ昨日のことなかったことにしてるのかな?」

友「...はぁ、もうめんどくせえよおまえら」

男「は!?」

友「お前は幼ちゃんにどうなって欲しいんだよ?」

男「いや、だから罵倒をやm」

友「お前が罵倒されたくないだけなら幼ちゃんと接さなければ良いだけだ!」

男「そ、それh」

友「それは嫌だってか? でもそれだと結局同じことを繰り返すだけだぜ?」 

168 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 18:51:45 ID:7iV7WY6I
友「現に以前より状況は悪化してるだろ?」

男「たしかに、そうだけど...だったら」

友「お前が言ったじゃねぇか?」

男「俺が? 何か言ったっけ?」

友「『言葉の重み』だよ」

男「言葉の重み...」

友「俺はお前らの間の問題だからあんまり口を挟まないようにと思ってたけどよー」

友「俺に言わせれば、お前も言葉足らずだよ」

友「と言うより、大事なこと何も言ってないだろ?」

男「大事なことって...」

友「だから、罵倒をやめて欲しいこととその先についてだよ」

男「その先って...」 

169 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 18:52:34 ID:7iV7WY6I
友「別にお前が罵声を浴びせられたくないだけなら、幼ちゃんをシカトでもなんでも決めればいい」

友「でも、お前はそうしないで喧嘩するんだろ?」

友「結局お前は幼ちゃんの関係を壊したくないんじゃないのか?」

友「自分で幼馴染って関係をやめるって言っておきながら」

男「それは...」

友「どうせ、『幼だったらまたつかかってくるだろう』とか考えてたんじゃねぇか?」

男「...」

友「お前も幼ちゃんも互いに甘えてんだよ」

友「だからさ、もう変に遠回りしないで、一発ガツンと言ってやれ」

友「お前の思ってること、そのまま」

男(俺の思ってること...)

友「そうすりゃきっと良い方に転ぶさ」 

170 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 18:53:13 ID:7iV7WY6I

......
...

男(よしっ!!)

男「幼、いっしょに帰ろうぜ」

幼(!!??)

幼「....あら? 男の方から来るなんてどういう風の吹き回し?」

幼「何か裏があるんじゃないの? 悪いけど私はあなたの企みに乗ってやるつもr」

男「頼む、大事な話があるんだ」ジー

幼「...分かったわ、行きましょう」

男「あぁ」

スタスタ 

171 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 18:53:54 ID:7iV7WY6I
......
...

帰り道

幼「」

男「」

幼「...で、話しって何かしら? かれこれ10分近くダンマリじゃない?」

男「大事な話なんだ、それに話す場所も決めてるんだ」

男「だから付いてきてくれ」

幼「何? やっぱり私を人気のないところに連れ込んで何かよからぬことをする気じゃないの?」

幼「これだから男は」

男「たしかに悪いとは思ってるけど頼む」

スタスタ

幼「...」 

172 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 18:54:27 ID:7iV7WY6I
......
...

公園

幼「ここって...」

男「昔よく一緒にここで遊んだだろ?」

幼「わ、分かってるわよそんなこと!?」

幼「で、話って何かしら?」

幼(もしかして、女さんとのこと...)

幼「くだらないことだったら帰らせてもらうわよ! 私み暇じゃないんだから」

男「なぁ幼、お前俺のこと嫌いだから俺のこと罵倒してるのか?」

幼「!!??」

男「もしそうなら俺はもう本当にお前に関わらない」

幼「ち、違う!!」 

173 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 18:54:59 ID:7iV7WY6I
男「...俺達昔は二人で笑い合ってただろ? ここで?」

男「なのに、最近ではどっちかがしかめっ面してることが多くなった」

男「俺はまた昔みたいに二人で笑いあっていたいんだよ」

男「だから」

幼「嫌ッ!!!!」

幼「どうして、そんなこと言うの? だってこうしてないと私...」

幼「私は男の傍に居られない...」

男「おまえ何言っt」

幼「男がそう言ったんじゃない!!!」 

174 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 18:55:35 ID:7iV7WY6I
幼「そのために私はがんばったのに!!!」

幼「なのに!!!」

男(俺が言った? いったい何を)

男「な、なぁ幼、詳しくきかs」

幼(そうだよ、私は男にもっと強く言えるようにならないと...)

幼「もう放っておいてよ!! 男なんて死んじゃえ!!」

幼「あ! ご、ごめんなさい」

ダッ

男「幼!? ちょっと待って」 

175 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 18:56:10 ID:7iV7WY6I
......
...

男「はぁはぁ...」

男(どこいったあいつ、まさかまかれるとは)

男(...さっきの言葉から察するに幼があんな毒舌になったのは俺が原因らしいけど)

男(いったいなんだ? あいつが俺に強く当たるようになった時って言うと...)

男(...ダメだ思い出せん)

男(死ねなんて言うこと今まではなかったのに... 大丈夫かな幼...)

男「はぁ... っと悩んでもしかたないまずは幼を見つけないと」 

176 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 18:56:52 ID:7iV7WY6I
......
...

幼「...」

男「いたっ!!??」

幼「!!??」

幼「こ、来ないで!!」

男「悪いけど今日は絶対に引かないぞ」

幼「!!」

ダッ

男「待てっ!! 信号赤だぞ!!」

ププー

幼「!!??」

男「バカ!!??」 

177 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 18:57:22 ID:7iV7WY6I
ドンッ

キキーッ!!

バンッ!!

幼(あれ? 私車に...)

男「」

幼「男!!??」

幼「返事して!! 男!!」

キャージコヨー
ダレカキュウキュウシャ

幼「男ッ!! 男ッ!!」ユサユサ

男「」

幼(どうして... 私があんなこといったから)

幼「嫌、嫌あああああああああ!!!!」 

178 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 18:58:44 ID:7iV7WY6I
_________
______
___

小学生時代

小幼「お、男待ってよー」

小男「うるせー、付いてくんなよ!!」

小幼「え!! なんで?」

小男「これから俺は、モブ男たちと遊ぶんだ!! 女なんか連れてけるかっての!!」

小幼「そ、そんなー」

小幼「どうしてもダメ?」

小男「ダーメだ!!」

小幼「私が女だから?」

小男「そうだ」

小幼「なんで? 私知ってるよ今日男女ちゃんも居るんでしょ?」

小男「げ、なんでそれを」 

179 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 18:59:22 ID:7iV7WY6I
小幼「」ジー

小男「あ、あいつは良いんだよ」

小幼「なんで?」

小男「そ、それは...」

小男「それは、あれだ! あいつの口調さ男みたいだろ?」

小幼「それがなんなの?」

小男「俺達はああいう話し方って掟があるんだよ」

小幼「ああいうってどういう?」

小男「それは... バカーとかアホーとか相手を悪口みたいな...」アセアセ

小幼「なんで友達どうしなのに悪口言うの?」

小男「そ、そういうもんなんだよ!! 男の友情ってのは」

小幼「男女ちゃんは女の子だよ?」

小男「悪口言い合えるくらいの仲ってことだよ! とにかくお前は来んなよ!」

小男「じゃあな!!」

小幼「お、男」 

180 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 18:59:58 ID:7iV7WY6I
......
...

小幼(男といっしょにいれない...)グスン

小幼(いっしょにいるには男の悪口を言わないといけないって言ってた...)

小幼(でも、男の悪口なんて私言えないよ...)

小幼(だってこんなに好きなんだから...) 

181 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 19:00:37 ID:7iV7WY6I
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______
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病院ロビー

幼母「幼!!」

幼「お母さん...」

幼母「男君は!?」

幼「今手術終わって寝てる...」

幼母「男母には私から電話しといたから、明日には戻ってくるって」

幼「そう...」

幼母「今夜だけは見といてくれって頼まれたけど」

幼母「あんた、なんでこんなところにいるの!? 男君に付いててあげなさいよ!!」

幼「男の傍になんかいられないよ...」

幼母「...あんたらが喧嘩中ってのは薄々分かってたけど、こんな時こそ傍にいてあげないでどうするのよ!!」 

182 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 19:01:46 ID:7iV7WY6I
幼「...だって私、男にヒドイこと言っちゃったんだよ... 『死んじゃえ』って...」

幼「そしたら本当に車に轢かれて...」

幼「今回だけじゃない! 私はずっと男にヒドイこと言ってた...」

幼「そうしないと男が離れていっちゃうと思って...」

幼母「あんた...」

幼「でも、そんなの男は望んでなかった」

幼「少し考えれば分かることなのに、男の優しさに甘えてた...」

幼「こんな私は男の傍にいるべきじゃないんだ...」フラ

幼母「ちょっとあんたどこ行くの?」 

183 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 19:02:29 ID:7iV7WY6I
幼「お母さん、男をお願い 私は帰る...」

幼母「あんたそれ本気で言ってるの?」

幼「うん、あと男に言っておいて」

幼「今までごめんなさい、もうあたなには関わらないって」

フラフラ

幼母「ちょ、ちょっと待ちなさい」

看護師「あの、男さんの保護者の方ですか」

幼母「え? あ、私は代理の者で」

看護師「男さんの容体について先生からお話が」 

184 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 19:03:02 ID:7iV7WY6I
......
...

幼宅

幼(これで良い)

幼(幸い、男の怪我は大きくないらしいし)

幼(あとは私が男に関わらなければ男は幸せになる...)

ポロポロ

幼「あれ? なんで泣いてるんだろう私...」グスン

幼「これで良いのに...」グスン 

185 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 19:03:46 ID:7iV7WY6I
_________
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___

小学生時代

モブ男・男女「じゃあなー」

小男「おう! また明日ー」

小男「ん?」

小幼「」ジー

小男「おい!! なにやってんだよ幼!」

小幼「ひゃい!!」

小男「お前もしかしてずっと俺らのこと見てたのか?」

小幼「...」 

186 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 19:04:31 ID:7iV7WY6I
小男「来んなって言ったよな?」

小幼「...観察」ボソ

小男「あ?」

小幼「男と一緒にいるために観察してたの、男たちを」

小男「は? 何勝手にやってんだよ! 俺は来るなって言ったのに」

小幼「嫌ッ! だって男と一緒にいたいもん!!」

小男「!?」ドキッ

小男「か、勝手にしろ!!」 

187 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 19:05:24 ID:7iV7WY6I
......
...

小男「今日は裏山行くぞ!!」

モブ男・男女「オー!!」

幼「」ササッ

......
...

小男「もうこんな時間だ...」

小男「擦り傷も多いし、かーちゃんに叱られそうだぜ...」

小男(こんなことなら崖近くに行くんじゃなかったぜ...)

小男「ん? あれって幼のかーちゃん?」

幼母「」キョロキョロ

幼母「あ!? 男ちゃん!!」

小男「ど、どうも」 

188 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 19:05:55 ID:7iV7WY6I
幼母「ねぇ男ちゃん、幼見なかった?」

小男「え?」

幼母「それが、帰りが遅くて公園に来たんだけどいなくて」

幼母「一緒じゃなかったの?」

小男(そういや、裏山行く時はいたような... でも帰りはいなかったし先に帰ったんじゃ...)

小男(もしかして!?)

小男「ッ!!」

ダッ!!

幼母「あ!! 男ちゃん!!」 

189 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 19:06:32 ID:7iV7WY6I
......
...

小幼「足痛いよ... 怖いよ...」ポロポロ

小幼「男...」ポロポロ

小幼「うわああああああん」ボロボロ

小男「幼!!」ザザー

小幼「男!!」パー

小男「はぁはぁ、良かった無事で」

小幼「お、男... うわああああああん」ボロボロ

小男「泣くなよ、もう大丈夫だからさ」ナデナデ

小幼「グスン」

小男「それにしてもやっぱどんくせぇな幼は」

小男「ここの崖から落ちるなんて」 

190 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 19:07:07 ID:7iV7WY6I
小幼「うぅ」ウルウル

小男「わー泣くなよ!」

小幼「...男どうしてここにいるの?」

小男「お前が帰ってきてないっておばさんに聞いたからもしかしてって思ってさ...」

小男「歩けるか?」

小幼「」ブンブン

小男「なら ほら」サッ

小幼「え!?」

小男「おんぶしてやる」

小幼「で でも」

小男「うるさい ほら」

小幼「う うん」 

191 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 19:08:09 ID:7iV7WY6I
......
...

小男「やっぱ崖下からだと迂回しないとダメだな、よし!!」

小幼「ねぇ男どうして助けにきたの? 私のこと嫌いなんでしょ」

小男「...なぁ幼カバは逆さから言うと」

小幼「え!? えーっとバーカ?」

小男「うわ、幼にバカって言われたー」

小幼「え!? ち、違うよ!! これは男が!!」アセアセ

小男「あ! おい、暴れるな落ちる」アセアセ

小幼「ご、ごめん! でも今のは男が」

小男「でも言ったのは事実だろ?」

小幼「うー」 

192 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 19:08:50 ID:7iV7WY6I
小男「でもこれで俺とお前は悪口も言い合える仲になったってことだ」

小幼「え!?」

小男「仲間だから助けた これが理由でいいだろ」

小幼「え!? でも助けにきたときはまだ...」

小男「えーい、細かいことは気にするなー」ダッ

小幼「うわっ!! いきなり走らないでよー」フラフラ

小男「うるせぇ!! お前がグチグチ言うからだよ」タッタッタ

小幼「ちょ、早いよ男ー」

小幼「と、止まって!! 男のバカー」 

193 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 19:09:32 ID:7iV7WY6I
......
...

翌朝

小男「...」

小幼「どうしたの? そのタンコブ?」

小男「とーちゃんにゲンコツ食らった...」

小幼「なんで?」

小男「...」

小男(幼に怪我させたからなんて言えない)

小男「とーちゃんの大事にしてたボトルシップ壊しちゃってさ」アハハ

小幼「もう、男はホントバカだよね」アハハ 

194 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 19:10:12 ID:7iV7WY6I
小男「!?」

小幼「どうしたの?」

小男「いや、お前今俺のことバカって言った?」

小幼「言ったよ? それが?」

小男「い、いや...」

小幼「さぁ一緒に学校行こ! 悪口も言い合える仲なんでしょ私たち!」

小男「おう!!」 

195 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 19:10:45 ID:7iV7WY6I
_________
______
___

パチ

男(...ここは?)

男(俺どうしたんだっけ?)

男(たしか... そうだ幼と話しててそれで...)

男(そうだ!! 車が来て!!)

男「幼ッ!!」バッ

女「うわっ!!!」

男「あれ? おんn痛ってえええええええ!!!」

女「わわ!! ど、どうしよう!? と、とりあえずナースコール」

男(そうだ、俺、幼をかばって車に轢かれたんだっけ) 

199 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 21:55:49 ID:7iV7WY6I
......
...

看護師「もう! 絶対安静ですから激しく動かないでください!」

看護師「彼女さんもちゃんと見といてくださいね」

女「か、彼女じゃないですよ///」

看護師「では、また何かあれば呼んでくださいね」

ガラガラ

男「そういえばなんで女が? てか俺轢かれてから何日経った?」

女「私がいるのはお見舞いに来たからだよ」

女「さっきまで男のお母さんがいたんだけ手続きとかで今は出てるんだ」

女「その間にちょうどいた私が留守を預かってたってわけ」

女「で、男くんは丸一日寝てたんだよ」 
 
 
200 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 21:56:21 ID:7iV7WY6I
男「丸一日かってことは昨日轢かれたのか...」

男「そうだ!? 幼は?幼は大丈夫なのか?」

女「...うん、幼さんはかすり傷程度だったらしいよ」

男「らしいって合ってないのか?」

女「うん、男が怪我したって聞いたから男のクラスにも尋ねたけど幼さん今日は休みだって」

男「そうか... でもよかったあいつが無事で」

男「女も心配かけてすまなかったな」

女「そんな! このくらい普通だよ! あ、リンゴ食べるお見舞いに持ってきたんだ」

男「あーその前にスマホとって貰える?」 

201 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 21:56:57 ID:7iV7WY6I
女「うん、はい」

男「ありがと」

女「...幼さんに?」

男「...うん、やっぱり心配だし」

男「それに大事な話の途中だったしさ」

男(やっと全部思い出したんだ! あいつの毒舌の理由も、俺の気持ちも!)

prpr
タダイマデンワニデルコトガデキマセン

男「留守電かよ... なら」

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幼、無事か?
俺は目が覚めて割と無事だ
合って話がしたい、返信求む
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202 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 21:57:27 ID:7iV7WY6I
男「...ってそんなすぐ来るはずないかー」

女「...そんなに大事なことなの?」

男「あぁ!! とっても」

男「まぁ向こうから返信来るまで少し待つか」

女「じゃ、じゃあリンゴ切るね」

男「おう、ありがとう」 

203 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 21:58:02 ID:7iV7WY6I
......
...

ガラガラ

幼友「お! ホントに目覚めてるよ」

友「無事か―男ー」

幼友「大丈夫?」

男「おう! 二人とも!」

友「思いのほか元気じゃねえか」

幼友「もっと死にそうな顔してると思った」

男「うるせー、これでも骨折した手は痛いんだぞ」

友「でも、無事で良かったよ親友」

幼友「ホントホントあんたが死んだら幼が悲しむからね」

男「心配かけたスマン二人とも」

幼友「もーやめてよそんな塩らしい男くんなんか気持ち悪い」 

204 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 21:58:32 ID:7iV7WY6I
男「人のせっかくの心からの言葉をお前は...」

女「アハハハー」アセアセ

友「あれ? てかなんで陸上部のエースの女さんが?」

男「あぁ、ちょっと前に知り合ってな」

男「紹介するよ、こっちのバカ二人が友と幼友」

友・幼友「誰がバカだこいつと一緒にするな」

男「でこっちが女、いろいろ家事のこと教えてくれた友達だ」